【後編】〜悩み・引き寄せ・ご機嫌で生きるコツ〜
※この記事は、前編「思い通りにいかない理由は、自分の中にあった」の続きです。
前編では、「期待」「正解探し」「人を変えようとするクセ」について書きました。
後編は、さらに深く、自分のクセとの向き合い方や“引き寄せ”との関係も交えて書いていきます。
悩む前に、“解決できることか?”を自分に聞く
悩みごとって、ふとしたときに頭の中に入り込んできて、
そのままグルグルと考え続けてしまう。
でもさ、
「それ、本当に“考える価値のある悩み”なの?」
たとえば——
誰かの気持ち。
まだ起きていない未来の不安。
終わった出来事に対しての後悔。
……どれもこれも、私にはどうすることもできないことばかり。
それ以来、悩みそうになったときは、自分に聞いてみて。
「これは、私が解決できること?」
YESなら、行動すればいい。
NOなら、悩まない。考えない。忘れる。
“自分で変えられないこと”に、時間も感情も使わない。
それが、今の私の思考のクセとの付き合い方。
悩みって、頭の中の“とっ散らかった引き出し”みたいなもの。
自分で解決できる悩みだけ残して、
それ以外は「それ、私の担当じゃないから」って、ちゃんと線引きしてあげる。
自分のクセに気づいたら、ちょっとラクになった
気づくと、私はいつも同じパターンでモヤモヤしてた。
「察してほしい」
「ちゃんと見ててほしい」
「こう返してほしい」
……そんな“こうあってほしい”に、たくさんの期待と感情をのせてた。
でも、それに気づけてなかった頃は、
思い通りにいかないたびにイライラしたり、
相手のせいにしたり、自分を責めたり——
とにかく、ずっと疲れてた。
でも、「あ、これ私の思考グセかも」と気づいたとき、
すこーしだけ肩の力が抜けた。
クセって、意識しなければずっと無意識にやってるものだから、
気づいた時点で、もう半分くらい手放せてるのかもしれない。
クセを完全になくすのは、きっと難しい。
でも、「またそのパターンきたね〜」って気づけるだけで、
感情に飲み込まれなくなる。
気づける私になったことが、ちょっと嬉しかった。
今日も思い通りじゃない。でも、大丈夫
今日もやっぱり、思い通りにはいかない。
仕事でも、人間関係でも、ちょっとした一言のやりとりでも。
「こうなると思ってたのに…」っていう小さなズレは、日々あちこちにある。
でも、それでも私は生きてるし、笑ってるし、ちゃんと前に進んでる。
昔は、「思い通りにならない=うまくいってない」と思ってた。
でも今は、思い通りじゃなくても“うまくいってること”って、案外たくさんあると気づいた。
それに、自分の思い通りになることなんて、もともとそんなに多くない。
「こうなったらいいな」って思うことをやめなくてもいい。
でも、“思い通りにならないのがあたりまえ”って、ちゃんと知っておくこと。
そうやって肩の力を抜いて、「だよね〜」って笑っていられる人には、
たぶんいいことが引き寄せられてくる。
だって、引き寄せのパワーって、やっぱり“ご機嫌”とセットだから。
イライラ・不機嫌のままじゃ、望んでない現実ばっかり集まってきちゃう。
だから私は、今日もこう思ってる。
「思い通りじゃなくても、私の人生はうまくできてる」
そう思えるだけで、ちょっと軽くなるし、
なんか、ちゃんといい方向に向かってる気がする。
