心のクセを整える

人の気持ちは、コントロールできないから

ハイタッチ

自分を責めるのは、もうおしまい

嫌われたかも…と思うたびに、自分を責めてきた

「また、嫌われたかもしれない」
そう思うと、ひとり反省会が始まる。
言いすぎたかな?
あの一言、余計だった?
LINEの文章、冷たく見えたかもしれない…。

ぐるぐる考えても答えは出ないのに、
いつの間にか「私が悪いのかも」と決めつけてしまう。

私は手を抜かず、誠実に向き合ってる。
それでも誤解されたり、距離を取られたりすると、
「やっぱり私って性格悪いのかな」と、自分に矢印を向けてしまう。

嫌われたくないのは、わかってほしいから

人にどう思われるかが、ずっと気になっていた。
好かれたいというよりも——
「ちゃんと伝わっててほしい」という気持ちの方が強かった。

意味があって言ってる。理由があって行動してる。
なのにズレて伝わると、
“強い”“冷たい”“きつい”と誤解されてしまう。
そんなときが、一番つらかった。

自分を責めるクセがついていた理由

私はいつも、自分の中に原因を探す。
他人を責める前に、「私のどこがいけなかったんだろう」と考える。
それは“真面目な人の美徳”だと思っていたし、
実際それで関係がうまくいったこともある。

でも同時に、いつもどこかで
「私は嫌な人間かもしれない」と思いながら生きてきた。

インナーチャイルドとの出会いで、思い込みがゆるんだ

「インナーチャイルド」って知ってる?
心の奥にいる、子どもの頃の自分のこと。
これを書き換えると、今までの思い込みがすーっと消えて、生きやすくなるらしい。

正直、最初は半信半疑だった。
でも、インナーチャイルド修正文というのを作って、何度か読んでみたら——
不思議と、肩に力が入っていたのが抜ける感覚があった。

「私が全部悪い」「私が足りない」
そう思って自分を責めるクセが、ほんの少し薄くなった気がした。

劇的に何かが変わったわけじゃない。
でも、自分の中の“いつもの考え方”に、ちょっと隙間ができた。
その隙間が、私にとってはすごく大きかった。

※インナーチャイルド修正文の作り方は、また別の記事で詳しく紹介します。

性格が悪いわけじゃない。私は守っていただけ

わかってもらえない悲しさや、拒絶された痛みを
二度と味わいたくなくて、
私は“先に自分を責める”ことで心を守っていた。

でもそれは、もうやめてもいい。
みんながわかってくれなくてもいい。
だって、私が私のことをわかってるし、
わかってくれる人はいるから。

人の気持ちは、コントロールできない

これは以前のブログでも書いたけれど、
どんなに頑張っても、丁寧に接しても、
相手の受け取り方は変えられない。

だったら、相手の顔色で自分を傷つけるのはやめたい。
私はちゃんとやってるし、ちゃんと考えてる。
それで伝わらないのなら、それはもう相手の課題だ。

「どう思われるか」より「どう在りたいか」で選ぶ

もちろん、嫌われたくない気持ちは今もある。
でも、それ以上に大事にしたいのは、
自分の感覚を裏切らないこと。

わかってくれる人は、ちゃんといる。
だから私は、「わかってくれない人」に合わせて自分を曲げたりしない。

私は強いわけじゃないけれど、芯はある。
その芯を、自分で守れるようになったことが、
私の一番の成長だと思う。

今日からできる「自分の味方になるおまじない」

1.朝は“鏡の向こうの親友”とにっこりイエーイ!
 洗顔 → 歯磨きのあと、鏡に映った自分と、にっこり「イエーイ!」ってハイタッチ。
 目を合わせて「今日もよろしく♡」と言うと、気分が上がる。
 寝ぐせのままでもOK。むしろ、そのゆるさが可愛い。

2.夜は“今日の私に、金メダル”
 眠る前に、その日あったことでたった1つ自分を褒める
 「起きられた」「ちゃんとごはん食べた」「連絡返せた」…なんでもいい。
 もし褒めるポイントが見つからない日は、
 「今日も1日がんばったね!えらい!」とだけ言って眠る。
 (褒め方のコツや“失敗を宝物に変える”リフレーミングはまた今度♡)

まとめ:自分を責めるのは、もうおしまい

嫌われたくないのは、弱さじゃない。
それは、わかってほしい気持ちがあるから。
でも、万人にわかってもらえるわけはない。
人の気持ちはコントロールできないから。
だからこそ、自分の味方でいる時間を増やしてあげたい。

今日も、鏡の向こうの自分にハイタッチして、
夜は「えらかったよ」と言って眠ろう。
それだけで、少しだけ世界がやさしくなる。

アクアキャンドル

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